エロスクラップNo.01／01-40p.

◆ カテゴリ：エロスクラップ1980年代 | タグ： [エロスクラップ]　◆

PROFILE
◆ 名　前：エロスクラップNo.01／01-40p.
◆ 製作時期： 1985-1986頃
◆ 総ページ数： 80pp.

　最初に作ったエロスクラップ。切り方も貼り方も乱雑で、異なるジャンルの写真を平気で並べたりしている。欲望のままに綴った書き込みも恥ずかし過ぎる。

＜エロスクラップと私＞
　みうらじゅんのマイブームが世間の注目を集めた時、「やっぱりおんなじ事をしている人がいるのだ」と思った。
　私がエロスクラップを始めたのは高校生の頃だった。きっかけは、旅行会社のパンフレットをかき集めてきてオナニーしようと思ったときである。かつての南方系の旅行パンフには水着姿の女性が多く写っていた。しかし家に帰って見ると一つ一つの写真は小さく、またアチコチにちらばっているため、それを見ながらオナニーするのはかなりめんどくさかった。そして頭に浮かんだのが「スクラップにすればいい！」という考えだった。
　そう思った次の瞬間には台紙となりそうなものを探し、Ｂ５サイズのノートに貼り付けることにした（このサイズはその後のスタンダードとなる）。そしてパンフレットの水着の写真を切り抜いて、端からベタベタと貼っていった。貼っている内にだんだん興奮してきて、貼り終わってからすぐにオナニーした。いっぱい精子が出て、最高に気持ちよかった。
　その後、この快感をもっと味わいたくて、これまでに集めてきたエロ本のお気に入りの部分を切り取って次々とスクラップにした（今考えると、切り取らずにそのままとっておいた方がよかったものもたくさんあった）。当初は結構乱雑に切り取って、端から貼り付けているだけだったが、ページを重ねる内に「自分がオナニーする時、いかに刺激的にみえるか」を考えてレイアウトするようになった（たとえば、文章と組み合わせたり、紙を足して折込みのページをつくったり…）。そして買ってきた本そのものよりもエロスクラップの方が利用頻度が高くなっていた（なにしろ自分のお気に入りの写真ばかりなので）。また各ページに番号をつけ、表紙裏にそれぞれのページでイッた回数を「正」の字で記入したりもした。
　８冊目まで製作されたエロスクラップだが、現在はまったく作っていない。しかしネットで拾った画像を複数組み合わせてプリントアウトする「デジタル・エロスクラップ」といえるものは時々衝動的に作っており、この性癖は一生直らないのかも・・・と思ったりもする。

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